行ってきた。
当初6月に開催予定となっていたものの延期となったことでツアーファイナルとなった大阪公演。
羽田、名古屋、仙台と観てきたこのツアーもついにファイナル。
これまでの公演を経て一際洗練された、ツアーの締めくくりを感じさせる公演でした。
第一部『BABEL』再現ライブ
- 開演を告げるブザーが会場に響き渡り、ステージ全体を覆っていた黒い幕が開いて9mmのメンバーが姿を現す。
このツアーで何度も見た光景のはずなのに、この日の真っ白な逆光を浴びて佇む滝善充の姿はやけに強烈に目に焼き付いている。 - 『ガラスの街のアリス』大阪は透明な難波の星を指でなぞるやろなぁ……と思ってたら本当に「透明な難波の星を指でなぞったよ～♪」と歌ってくれて、菅原卓郎ちゃん好き好き好き好き好き好き好き好き……になってしまった。
- 『Everyone is fighting on this stage of lonely』がこれまで観てきたどの会場よりも爆速で驚いた。
あのテンポでブレずにバッキングを弾く武田くんすごい…… - 『バベルのこどもたち』の間奏で真っ赤な照明を浴びて両腕を広げてのけぞる滝さんの姿が強烈に印象に残っている。
轟音の鳴り響く中で見たその姿は、神の怒りに触れた結果降り注ぐ血の雨を全身に浴びているかのようにも見えた。
ここの滝さん、映画『ショーシャンクの空に』のポスターみたいでマジでかっこよかった。 - 『それから』での滝さんがステージの上を所狭しと駆け回りギター振り回しまくりと暴れっぷりが激しすぎて、もはや滝さんだけそういう競技してるみたいだった。
第二部『Gjallarhorn』『Phantomime』再現ライブ
- 実は今回滝さん側最前列で観ていたのですが(隙あらば自分語り)、インディーズ盤再現パートでステージ至近距離で滝さんが暴れ回ってるの見るたびに自分でも分かるぐらいの満面の笑みを浮かべてた。
眼前で滝さんの開脚大ジャンプを見た瞬間など今年一番の笑顔になってしまった。
大阪来て本当に良かった…… - 『Beautiful Target』の「手の鳴る方へ」のとこで滝さんが腕を大きく開いて閉じてみたいな謎の動き(謎すぎて的確に言語化できない)してたのが面白すぎた。
アンコール
- 卓郎「やっと来たぜ大阪！！本当はこれがツアーファイナルになるはずじゃなかったんだけどさ……みんな、ほんまに引きがええなぁ～！！(クソ雑関西弁)」
- 「BABELの9mm、インディーズ盤の9mmと演奏を観てもらったけど、これから2021年の9mmが演奏する一番新しい曲を聴いてもらおうか」と告げて『泡沫』の演奏に入る流れが本当に良かった。
このアンコールでの『泡沫』の演奏を聴いているとき、このツアーもこれで本当に終わりなんだな……という実感が湧いてきてめちゃくちゃ寂しくなってた。
ありがとうZepp Namba
ありがとう9mm Parabellum Bullet
計6公演のツアー、最後まで何事もなくとはいかないこともありましたが、完走おめでとうございます。
この情勢でツアーを行うという難しさもあった中、『BABEL』『Gjallarhorn』『Phantomime』の再現ライブを行うという試みには様々な困難があったであろうことは想像に難くないのですが、各公演でまたとない最高のライブパフォーマンスを観ることができ、夢のような体験でした。
自分個人としても、久々にツアーで色んな場所を訪れることができ、各地で長らく会えていなかったフォロワーたちと久々に会うことができ、本当に楽しかったです。
次は9月9日、生き延びて会いましょう。
セトリ
第一部『BABEL』再現ライブ
- ロング・グッドバイ
- Story of Glory
- I.C.R.A
- ガラスの街のアリス
- 眠り姫
- 火の鳥
- Everyone is fighting on this stage of lonely
- バベルのこどもたち
- ホワイトアウト
- それから
第二部『Gjallarhorn』『Phantomime』再現ライブ
- (teenage)disaster
- Talking Machine
- interceptor
- atmosphere
- Beautiful Target
- marvelous
- farther
- Caucasus
- Mr.Suicide
- Vortex
- 少年の声
- sector
[EN]
- 泡沫
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