大遅刻2
[目次]
- 10/5 Morfonica ZEPP TOUR 2023「forte」 @ Zepp Haneda
- 10/22 ザ・キャプテンズ ワンマンライブ『失神天国~ただいま、グンマ~』 @ 高崎 Club JAMMERS
- 10/28 BIGMAMA SCHOOL WARS TOUR @ KT Zepp Yokohama
10/5 Morfonica ZEPP TOUR 2023「forte」 @ Zepp Haneda
今年リリースされたアルバム『QUINTET』が本当に良いアルバムだったこともあり、ライブでこのアルバムの楽曲が聴ける日が来るのを長らく楽しみにしていたですが、このアルバムの世界観が一段広がったように思える、良いライブでした。
本編ラストの『誓いのWingbeat』で困難に立ち向かう姿、明けてアンコール一発目で『Ever Sky Blue』で苦境を脱して自由な大空へと羽ばたいていく姿、そしてラストでのMorfonica初期からのアンセムナンバーである『Daylight -デイライト-』で〆るという流れが本当に、本当に素晴らしくて……
何より、Zepp Hanedaクラスのハコでソールドアウトするのなんてなかなか難しい中で平日にも関わらずあんなギチギチに埋まったZepp HanedaでライブしてるMorfonicaという光景でもうだいぶ心が満たされちゃってたのですが、MCで進藤あまねさんが「平日にZeppでツアーというのはかなり挑戦だと思ってたんですが、今日はソールドアウトで……こんなにたくさん来てくださって……」と涙ながらに語る姿に思わず涙を流してしまいました。
十代のうちに何かを成し遂げて最後に涙を流すほどに真剣に打ち込める経験ができるのってそれだけで素晴らしいことだと思うし、進藤あまねさんにとって今日という日が一生モノの財産になったらいいなと思える、そんな素晴らしいライブでした。
(今回連番したオタクにこれを言ったところ、「あまねの親?」と言われました)
こいつら何でMorfonicaのライブにBIGMAMAのラババンつけて来てんだ?
10/22 ザ・キャプテンズ ワンマンライブ『失神天国~ただいま、グンマ~』 @ 高崎 Club JAMMERS
前任のギタリスト・ジャッキーの脱退、そして新ギタリスト・Tomoakingの加入以降初めてのキャプテンズのライブでした。
以前高崎で傷彦の脳腫瘍手術直前に開催されたライブのときと序盤のセトリの流れが似ていて、再会を誓ったあの日の約束が果たされてるみたいに思えて、序盤からだいぶ感情になってしまってました。
第二部終盤では傷彦の失神からの傷彦コールで復活のパフォーマンスも久々にできて本当に楽しかったです。
ザ・キャプテンズというバンドもまた、傷彦が二度も脳腫瘍の手術をしたり、メンバーの入れ替わりが何度もありつつも20年近くもタフに活動を続けていて、ここ最近バンドが続いていくことの難しさみたいなものについて考えさせられることが多かったこともあり、傷彦が現状唯一のオリメンとなったテッドに対し、「テッドとは長い付き合いだけど、本当にありがとうね」としみじみと語ったところで、そこまでシリアスな流れでもなかったのにも関わらずかなりグッと来てしまいました。
新メンバー含めた新衣装の採寸をしてるという話が傷彦の口から聞けたのも本当に嬉しかったですね、次に繋がる未来があるって本当に素晴らしいことだと思うので……
余談なのですが、この日jamming O.P.のTシャツを着て行ったところ、終演後に酒飲んでたら「そのTシャツjamming O.P.ですか?」と他のお客さんから声をかけられ、その人も9mmとjammingのファンで何なら9mmのコピバンもやってるということが分かり意気投合してツイッター相互になりました。そんなことある?
キャプテンズの現場に自分以外に9mmとjammingのファンの人が来ることあるんだ……
久々に高崎に来たこともあり高崎clubFLEEZのあった場所を訪れたところ、跡形も無くなっており、静かに落涙……
10/28 BIGMAMA SCHOOL WARS TOUR @ KT Zepp Yokohama
新アルバム『Tokyo Emotional Gakuen』レコ初ツアー一発目でした。
ライブで初めて演奏されるアルバムの新曲の良さもさることながら、新曲と既存曲の構成があまりに絶妙すぎて、嬉しさのあまり涙が出そうになる瞬間が何度かありました。
『Time is like a Jet coaster』からの『POPCORN STAR』はあまりに自然で美しい流れすぎたし、終盤の『虎視眈々と』からの『荒狂曲"シンセカイ"』の流れは新旧のキラーチューンが肩を並べるというあまりにアツい展開すぎたし、金井王子の「ご案内します、横浜、"シンセカイ"へ!」で完全にドカ沸きしてしまいました。
何より、今回比較的ステージ前方がよく見える位置で、金井王子が終始楽しそうに演奏しているのが見れたのが本当に良かったです。
紆余曲折ありつつも新体制のBIGMAMAが板についてきたタイミングでの今回のツアーで、金井王子から「この5人でBIGMAMAです!改めてよろしくお願いします!」という言葉が聞けたことには胸の奥から熱く込み上げてくるものがありました。
アルバムリリースから間もなかったこともあり、あまり聴き込んで来れなかったことだけは心残りだったのですが、今回のライブを観て改めて『Tokyo Emotional Gakuen』というアルバムが良いアルバムだなと思えたし、ツアー各地でのライブを経てZepp Divercityでのツアーファイナルを観られる日が本当に楽しみになった一夜でした。
以上。