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ポケモン剣盾ランクバトルで結果を残せた構築を振り返る~レイスグロス&ドレコー構築~(剣盾ダブルS13最終227位レート1835)

ポケモンSVのリリースがいよいよ来週に迫ってきましたね。
今回は剣盾でランクバトルをやっていた中で一番気に入っていてかつそこそこの結果を残せた思い入れのある構築について、記録を残す意味合いも込めて振り返っていきたいと思います。

 

[目次]

 

終結

シーズン13のダブルバトルにおいて、最終227位レート1835という結果となりました。
12月の年末シーズンだったり、そもそもダブルバトルのプレイ人口が少なかったりというのはあると思うのですが、剣盾から本格的にダブルバトルに触れてランクバトルをやってきた中で最も良い結果を残せたため、素直に嬉しかったです。

 

構築

f:id:az-ldm:20201216223110g:plainメタグロス
f:id:az-ldm:20201216223113g:plainレイスポス
f:id:az-ldm:20201216223020g:plainコータス
f:id:az-ldm:20201216223027g:plainドレディア
f:id:az-ldm:20210101134637g:plainガラルファイヤー
f:id:az-ldm:20201216223044g:plainポリゴン2

 

構築経緯

第7世代ダブルでドレコーってのが強かったらしい→使ってみますか!

冠の雪原でついに俺の好きなメタグロスが使えるようになったか……早速パーティにぶち込んでやるぜ!

メタグロスライコウラティアスと組ませてじならし打ってじゃくてんほけんを発動する戦法があるらしい

ライコウラティアスより速くてゴーストタイプでねこだまし無効のレイスポスで似たようなことができるんじゃね?→じならしレイスポスが入る

トリルでの切り返し要員にポリ2が欲しい

メタグロスの弱点補完でガラルファイヤーが入る

完成

 

ポケモン紹介

メタグロス

持ち物:じゃくてんほけん
特性:クリアボディ
努力値:H110 A252 S148
実数値:169-205-150-×-110-109
性格:いじっぱり
調整:A→ぶっぱ、S→S↓最速ウーラオス抜き、残りH
技:アイアンヘッド じだんだ いわなだれorれいとうパンチ まもる

ルビサファやってた頃から好きなポケモン
冠の雪原解禁後に色厳選した個体をランクバトルで使用していました。

Sに148振って実数値109にしているのがキモで、この頃環境に多くメタグロスの天敵だった悪ウーラオスに対して、じならしでの素早さ下降込みで最速ウーラオスの素早さを1だけ上回ることができるよう調整しています。
これによりメタグロスを狩るためにノコノコと出てきた悪ウーラオスを逆にカモることができて最高に気持ち良かったです。
いわなだれとれいとうパンチは同シーズン内でも環境に多い相手次第で適宜入れ替えて使ってました。

ダイマ後じゃくほ発動して相手をなぎ倒していくのがとにかく痛快で頼りになる相棒でした。僕も将来はメタグロスみたいな強くてかっこいいポケモンになりたいです。

 

レイスポス

持ち物:きあいのタスキ
特性:くろのいななき
努力値:CS252 H6
実数値:176-×-80-197-100-200
性格:おくびょう
調整:最速CSぶっぱ
技:じならし シャドーボール バークアウト ちょうはつ

冠の雪原で新登場した黒い馬。かっこいい。

この構築においてはメタグロスの隣に置いて使ってました。
この黒い馬の役割は大きく以下の3つ。

  1. じならしによるメタグロスのじゃくほ発動&相手の素早さ下げ
  2. バークアウトによる相手特殊アタッカーの火力削ぎ
  3. ちょうはつによる相手サポート役の封殺

1.はこの構築の要ともなる超重要な役割で、じならしで相手側のタスキを削りつつ素早さを下げ、クリアボディで素早さダウン無効のメタグロスに当ててじゃくほを発動させてガンガンに殴っていくためのお膳立てをしていきます。

2.は特殊方面に脆いメタグロスをサポートするために相手側の特攻を下げるために採用。じならしの当たらないひこうタイプやふゆう持ちのタスキを削るために使われることもありました。

3.は高い素早さから繰り出すことで相手側のサポート要員を封殺するために重要な役割を担っていました。
相手側にレイスポスがちょうはつを覚えることを知られていないこともあってか意外と決まりやすく、封殺された相手側のサポート要員の交代際にメタグロスで殴ってワンパンという展開も多かったです。

あとこれは本当に謎だったのですが、先発でレイスポスとメタグロスを並べた時点でじならしじゃくほ展開しようとしてるの見え見えで初手でメタグロス側が狩られやすいだろうなと思っていたのですが、実際試合をやってみるとメタグロスが狙われることはほとんどなくて、大体の相手が最初のターンでレイスポス狙いで集中攻撃してきていました。
レイスポスと対になる馬で同シーズンで環境で暴れまくっていたブリザポスの存在感が強かったためか、このレイスポスもメインのアタッカーだろうと読んできた相手が多かったのかも知れませんが、何せよこいつを横に置いておくとメタグロスが狙われにくくてじゃくほ発動から暴れまくってイージーウィンという試合も少なくなかったです。

アタッカーとして動かす試合も時々ありましたが、ダイマ切ってゴリゴリにアタッカーとして戦わせることはほぼなく基本はメタグロスのサポートに徹していました。
Cぶっぱのタスキ採用でしたが、アタッカーとして運用する機会が少なかったのでCに振らずにHS振りにしてタスキを後述のドレディアに持たせても良かったかも知れません。
てか↑で実数値書いてて気づいたけどこいつ無振りでもH110も振ったメタグロスよりHP高かったのか……

 

コータス

持ち物:もくたん
特性:ひでり
努力値:HC252 B6
実数値:177-×-161-150-90-22
性格:れいせい
調整:最遅HCぶっぱ
技:ふんか だいちのちから ねっぷう まもる

おなじみひでりふんかの超鈍足重火力アタッカー。

主にドレディアと組ませて超速ふんか連発で相手をめちゃくちゃにしたり、トリル展開からのふんか連発で相手をめちゃくちゃにしたりしてました。

持ち物はメガネだった時期もあったのですが、ふんか→H削れたらねっぷう撃ちたい試合が多かったのでもくたんにしてました。
元々ソーラービーム採用だったところをヒードランに対して打点がないのがきつかったのでだいちのちから採用にしたような気がするのですがよく覚えてないです(痴呆)

 

ドレディア

持ち物:こうかくレンズ
特性:ようりょくそ
努力値:CS252 D6
実数値:145-×-95-162-96-156
性格:おくびょう
調整:最速CSぶっぱ、ダウンロード対策D6
技:リーフストーム ねむりごな おさきにどうぞ まもる

実はダイパ以降剣盾までのポケモンを未プレイで、鎧の孤島のイベントで初めて知って恋に落ちたポケモン。かわいい。
イベント内での「あっどれ!」ってセリフがかわいい。

晴れ下ようりょくその爆速おさきにどうぞでコータスを動かしたり、ねむりごなで相手側の重いポケモンを無力化してワンチャン狙ったりする役割を担っている。
タスキをレイスポスに持たせているため、ねむりごなの命中UP狙いのこうかくレンズ採用。命中1.1倍になっても命中率82.5%なので基本的にはお祈りゲーミング部だ!
ねむりごな無効のバナコー相手には何もできないぞ!

CS振りにしてリーフストーム採用にしてましたが、こいつで殴る機会はほとんどなかったので耐久に振ってリフスト切っててだすけとかあまえるにしても良かったかもしれません。

稀に晴れ展開後にポリ2と並べておさきにどうぞで高速トリル展開なんてこともやったりしました。光の速度でトリルを展開されたことはあるかい?

 

ガラルファイヤー

持ち物:オボンのみ
特性:ぎゃくじょう
努力値:H246 C252 S12
実数値:196-×-110-167-145-112
性格:ひかえめ
調整:C→ぶっぱ、S→S↑で最速100族抜き、S↑↑で最速ドラパルト抜き、残りH
技:もえあがるいかり ぼうふう まもる わるだくみ

冠の雪原で新登場した黒い鳥。ダイマしたときのポーズがかっこいい……かっこよくない?

メタグロスの弱点となるじめん、あく、ゴースト相手の補完枠としての採用。
基本的には後発で、稀に先発でポリ2やレイスポスと組ませることもありました。
ひこうタイプでレイスポスのじならしの巻き添えを食らわないのも地味に偉かったです。

ポリ2でサイドチェンジした隙にわるだくみ積んでダイジェット連打で無双する試合もあったものの、基本的にはC積みなしでの火力の足りなさがとにかくきつかったです。
ゆえに、いかにわるだくみを積む隙を確保するかやぎゃくじょうを発動させるかがこいつを暴れさせる上でのカギでした。
環境にはじゃくほ採用の型が多かったようでしたが、メタグロスにじゃくほをもたせてる関係でオボンにしていました。
わるだくみ積みからのダイマ中にぎゃくじょう圏内に入ってオボンで回復、からの更にぎゃくじょう発動でC4段階上昇になった日にはもう手がつけられません。

 

ポリゴン2

持ち物:しんかのきせき
特性:ダウンロード
努力値:H244 B252 D14
実数値:191-×-156-125-117-80
性格:ずぶとい
調整:HBベース、H→16n-1
技:れいとうビーム サイドチェンジ じこさいせい トリックルーム

トリル展開要員のおまる。

メタグロスコータス、ガラルファイヤーあたりのメインのアタッカーが鈍足~中速程度にしかSを振ってなかった関係もあり、相手側の素早さを見つつトリル展開してまくっていくための役割を担っていました。

攻撃技をトライアタックとれいとうビームにしていたこともあったけど、サポートとしての役割優先で最終的にサイドチェンジ採用するためにトライアタックを切ってれいとうビーム1本となりました。

 

選出パターン

  • 先発 控えor
  • 先発 控えor
  • 先発 控えoror

主に先発レイスグロスで初手ダイマメタグロスでじならしじゃくほ発動してガンガン暴れまくった後ポリ2でトリル展開してコータスのふんかで後片付けか、先発ドレコーでチンパンおさどうふんか連発して暴れまくった後ポリ2でトリル展開してメタグロスかガラルファイヤーで後片付けのいずれかというのが基本的なパターンでした。

コータスメタグロスも通せなさそうな対面のときは先発にガラルファイヤーとポリ2で、サイドチェンジでガラルファイヤーを守りつつわるだくみを積んで、相手側の素早さを見つつトリル展開して切り替えしたりダイマ切ってダイジェットで素早さを上げたりという流れを取る場合もありました。

 

きつかった相手

この頃環境に一定数存在したリザコー、バナコー構築に対してはほとんど何もできなかったのが本当にきつかったです。
リザコーはドレディアのねむりごなでリザードンを眠らせた後メタグロスのダイロックで倒して対処、バナコーはガラルファイヤーで殴り合う感じでどうにか乗り切ろうとしてました。

そもそもメインで動かす想定のメタグロスが弱い炎アタッカーが有利に回ってしまう上にガラルファイヤーのぼうふうとも噛み合っていない晴れ要員をこちらの構築に組み込んでしまっているのが微妙に噛み合っていなくて、ドレコーじゃなくて雨要員を裏選出に据えた感じの構築にすべきだったかなぁと今では思います。

ドレコーの雨版みたいな感じで特性すいすい+おさきにどうぞできるポケモンが居ないか探したこともあったのですが、そんな奴居たら禁伝ルールでカイオーガと組ませて環境がぶっ壊れてた可能性もあるので居なくて良かったと思います。

 

所感

戦術的に面白いことができるダブルバトルならではって感じのギミックをレイスグロスとドレコーの2軸で組み込み、相手に応じて臨機応変に戦っていくのが楽しい構築でした。
何より、メタグロスドレディアといった俺の好きなポケモンを使って良い成果が残せたのが本当に楽しくて、この頃が剣盾のランクバトルの中でも最もやり込んでいたシーズンでした。
成績としても自分の中では納得のいく良い結果を残せて、非常に思い入れの深い構築となりました。

ポケモンSVの発売が間近に迫っていますが、新たな環境でもダブルで面白い構築組んで対戦していきたいですね。
ドレディアコータスは登場することが確定してるっぽいので、またダブルでドレコー使ったええ感じの構築できたらいいなーと思っています。

以上。