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凛として時雨 Perfake Perfect Tour 2021 Zepp Haneda セトリ&感想

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行ってきた。
2019年9月の9mm Parabellum Bulletとの対バン以来、実に約1年5ヶ月ぶりとなる凛として時雨のライブとなった。

開演時刻が近づいた頃、ピエール中野から開演前の注意事項がアナウンスされる(声がデカい)
今回のツアー、これまでの公演では観客が立ち上がるタイミングをはかりかねていたようで、ライブが始まったら立ち上がっちゃってくださいとアナウンスされる。
昨今の情勢のこともあり、公演によってライブ中のスタンディングがどこまで許されているかはかりかねる部分もあり、演者からこういった案内が出るのはありがたくもあったり。

アナウンスから程なくして、ライブが開演。
開幕から鮮やかな殺人、テレキャスターの真実、トルネードGと初期ナンバーが立て続けに演奏され、初っ端から一気に盛り上がりを見せていく。
(鮮やかな殺人→テレキャスターの真実と来たとき、まさか#4の再現ライブか!?と思ったがそんなことはなかった)

今回のライブ、全体通して選曲が本当にエグかったのだが、一際エグかったのが序盤TKのMC明けに演奏されたEnigmatic Feeling → SOSOS → Sitai miss meの流れ。
この辺りの曲が演奏されるのは本当に久しぶりな気がするし、Sitai miss meなんて演奏されるのマジでいつぶりだよ……

ツアータイトルにもなっている新曲『Perfake Perfect』も今回のツアーで初披露となった。
ライブでの演奏でどこまで化ける曲になるのか楽しみにしていたが、これまでの凛として時雨の軸はブレることなく重厚さや壮大さが上積みされたバケモンみたいに凄まじい演奏となっており、どこまで進化するんだこのバンドは……とただただ圧倒されてしまっていた。

中盤何曲かがノンストップで演奏された後、TKと345がステージから捌け、ピエール中野のMC(声がデカい)
そして過去のツアーでも披露された童謡『どんぐりころころ』に合わせてのドラムソロが披露される。
手数で圧倒する魅せるドラムソロが披露された後、TKと345が再度ステージに登場してライブが再開となった。

laser beamer、DIE meets HARD、Telecastic fake show、TK in the 夕景と新旧織り交ぜた楽曲で攻めた後に345のMC
一通りグッズ紹介して締めようとしたときにピエール中野から「Love music!Love music出るよって!」と指摘され、「あっ、Love music出るよ!」とオウムよろしくピエール中野の言葉を復唱したところで思わず声を出して笑いそうになってしまった。

グッズ紹介の後には、凛として時雨のライブ締めの曲として定番の『傍観』が演奏される。
夕景を思わせる橙色の照明に照らされ、最後には各々の楽器を荒々しくかき鳴らし、ハウリングの残響を残して終演。
これもすっかりお馴染みとなった凛として時雨のライブの最後の光景。
いつも通りの凛として時雨というバンドの軸は決してブレず、それでいて確実な進化も感じられ、改めて凛として時雨というバンドのことが大好きなんだってことが再確認できた最高のライブだった。

ピエール中野のMCの中で一つ、次の言葉が印象に残っている。
「今日Zepp Haneda来た瞬間になんかグッとくるものがあって、羽田って普段ツアーで色んなとこに行くときに来る場所で、みんなの中にも今日色んなとこから来てくれた人もいると思うんだけど、そういうワクワクが集まる場所だからなのかなって思いました」

こんな風にワクワクが集まる場所で、思いっきりライブが楽しめる日が戻ってくることを願わずにはいられない、そんな一日でした。
ありがとう、凛として時雨……

 

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ありがとう、Zepp Haneda……
今回が初めてのZepp Hanedaでしたが、アホみたいに広くて、音響面も各パートの音がしっかりと聴き取れて、良い感じのハコでした。
いつかこのハコでオルスタでもみくちゃになりながら凛として時雨のライブが観たいですね。

セトリ

  1. 鮮やかな殺人
  2. テレキャスターの真実
  3. トルネードG
    MC(TK)
  4. Enigmatic Feeling
  5. SOSOS
  6. Sitai miss me
  7. abnormalize
  8. Perfake Perfect
  9. I was music
  10. DISCO FLIGHT
    MC(ピエール中野)&ドラムソロ(どんぐりころころ)
  11. laser beamer
  12. DIE meets HARD
  13. Telecastic fake show
  14. TK in the 夕景
    MC(345)
  15. 傍観