az-ldm’s blog

140文字以上投稿可能なツイッター

2021年の10曲

やっていく。
去年は大晦日に思いつきで書き始めて1曲1曲についてちゃんと言及できてなかったので、今年は各曲について感じた点も書いてみる。

2021年の10曲

以下、順不同で。

 

wi(l)d-screen baroque / 大場なな(CV:小泉萌香)

open.spotify.com

『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』のレヴュー曲はどれも良かったんだけど、やはり初見時の衝撃の強さからこの曲の存在感が際立っていると思う。
この曲のイントロとともに『皆殺しのレヴュー Revue Song 𝑤𝑖(𝑙)𝑑-𝑠𝑐𝑟𝑒𝑒𝑛 𝗯𝗮𝗿𝗼𝗾𝘂𝗲』と表示された瞬間の、"レヴュースタァライト"が始まったという衝撃と高揚感が今でも忘れられない。
激しく乱高下するメロディを歌いこなす小泉萌香の歌唱力・表現力にも脱帽。

 

V!vace / 鬼頭明里

open.spotify.com

今年リリースのミニアルバム『Kaleidoscope』からの一曲。
方向性の異なる楽曲が揃い様々な表情が見られる今作の中でも底抜けに明るい曲調に抜けるような歌声がマッチした一曲。
2ndライブでのアンコールラストにこの曲を据えたセトリがあまりに良すぎて爆踊りしまくってハチャメチャに楽しかったのが思い出深い。

 

Blessing After Cataclysm / B.A.C
Blessing After Cataclysm

Blessing After Cataclysm

  • B.A.C
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

music.apple.com

8 beat Storyのユニット、B.A.Cの今年リリースのEPからの新曲。
5u5h1がB.A.Cに提供した『Pious Bullets』もかっこよくて好きだったんだけど、こちらも期待を裏切らないバチクソ強い曲に仕上がってて最高でした。
歌詞の中にエニグマ暗号を仕込んでくるオタクコンテンツ楽曲なんて初めて聴いた。もしかしてこの8 beat Storyってヤバいコンテンツなのか?

 

コンセントレイト! / 三船栞子 (CV.小泉萌香)

open.spotify.com

虹ヶ咲の今年リリースのアルバム『L!L!L! (Love the Life We Live)』の中でも特に好きな一曲。
意識的な"それっぽくなさ"をコンセプトにした今作の中でも、三船栞子の既存曲とは一線を画した『等身大の女の子』な一面が表現された一曲。
ハネリズムで比較的テンポも速い上に譜割りもギチギチで、これを歌いこなす小泉萌香の実力に脱帽。
てかこの曲『wi(l)d-screen baroque』と同じ人が歌ってるってマジ?もしかしてこの小泉萌香って声優すごい人なのか?

 

この街でいまキミと / Liella!

open.spotify.com

Liella!の中でも特に好きな楽曲。
未来のことは不確かだけど、あっという間に過ぎ去る青春のこの一瞬のきらめきを大切にしようという思いがあまりに眩しすぎて、明るさの中にどこか切なさもある不思議な魅力を持った一曲。
1stツアーでのアンコールラストにこの曲が歌われたことが本当に嬉しくて、自分の中で大切な一曲になった瞬間でした。

 

First Step / 長瀬麻奈(CV:神田沙也加)

open.spotify.com

今はただ、長瀬麻奈の、神田沙也加さんの歌声を聴くことが二度と叶わなくなってしまったことが悲しいばかりです。
素晴らしい歌声をありがとうございました。心よりお悔やみ申し上げます。

 

fade / 04 Limited Sazabys

open.spotify.com

フォーリミお得意の疾走感に哀愁メロディの伝家の宝刀的な一曲。
幕張メッセでのワンマンライブにてこの曲が演奏されたときの、堂々とした演奏から感じた頼もしさが強く印象に残っている。
改めて、来年のYON FES開催おめでとうございます。

 

泡沫 / 9mm Parabellum Bullet

open.spotify.com

昨年リリースされた『白夜の日々』とは一転して、仄暗い水底からわずかに差す光を見上げるかのような、ダークさの中に一縷の希望を見出すかのような一曲。
テンポの速さ、手数の多さのような、いかにもな"9mmっぽさ"を取り入れずとも9mmらしさを感じられるエッセンスが随所に感じられる一曲。
ライブでの中盤のテンポを落としまくった演奏が見どころ。

 

Perfake Perfect / 凛として時雨

open.spotify.com

これまでの凛として時雨の軸はブレることなく重厚さや壮大さが上積みされた鮮烈な新曲。
本作のレコ発ツアーでの演奏でどこまで化ける曲になるのかを楽しみに観に行ったところ、バケモンみたいに凄まじい演奏となっていたことに圧倒されまくったのが強く印象に残っている。
一体どこまで進化するんだ、凛として時雨……

 

海底 / cinema staff

open.spotify.com

今年リリースの新アルバム『海底より愛をこめて』の開幕を飾る一曲。
海のない岐阜県で生まれ、海への憧れを歌い続けたcinema staffが海の底から地上に向けた愛の歌を歌っているという事実があまりに感慨深い。
今年9mmもcinemaも『水底から光を見上げる歌』を歌っているのも、不思議なめぐり合わせが感じられて良い(さすがに偶然だと思いますが……)

 

所感

現地でライブを観る機会の大半が失われた昨年と比べて、全てが元通りとはいかないまでも今年は多くの思い出深いライブを観ることができ、その思い出の中で大切な曲となったものが中心の選曲になったと思います。
元々好きだった楽曲がライブでの思い出とともにかけがえのない大切な一曲になる瞬間というのが大好きで、ライブという空間が改めて自分にとって大切で決して無くなってはならないものなんだなということを噛み締めた一年でした。
ライブシーンの今後が明るいものとなることを、心より願っています。

 

選外となったものの2021年よく聴いていた・心に残った楽曲

以上。